本日のシネマ歌舞伎は素晴らしかった… 周囲も息をのむ感じで鑑賞している。
終了後は拍手が起こると思えたくらい。
歌舞伎もバレエも生での鑑賞もしているけど、自分はシネマ派だとつくづく感じる。
足の運び、目の動き、所作、全て見られるから凄さがわかる。
他に着物の柄、着付け、小道具等にも目がいきやすく、楽しみがてんこ盛り。
三味線や唄も良かったなぁ。口元手元がアップだもの。
今回は玉三郎さんの<鷺娘>他
舞台背景は藍のグラデーション、着物は白、中は茜色の襦袢、濃紺のたれ帯に白の帯締め。
透ける番傘からの顔は妖艶で、全体がモノトーンに近い世界に茜色が際立つ。
変わって雪が散った黒い着物に早変わりした時には、舞台の床が先に降った雪で一杯で
着物の雪と床の雪が一体になったみたいで姿が大きく見える。
又、竜への変化の時には、鱗柄の白と銀の着物に代わるからすべてに拘りがある。
もう一つは人形遣い風の物。 文楽を歌舞伎でやる感じ?
こちらも役者が本当に文楽人形になったような動きで、顔の表情さえ人形の動き。
まぁ今後は体力的に無理なので、歌舞伎公演はしない。との話が流れていたけど、さもありなん。
こんなに興味深く歌舞伎を楽しめるようになったのも、学んでいる歌舞伎講座のおかげ。
さっそく次の会も申し込みました♪