親しい友人の一人とライン中に、最近何読んでる?と…
私は韓国文学を読み終えたばかり。 きっかけは受講している科目<世界の文学>で取り上げられていたから。
今までは興味なかったけれど、日本人にはない感性で読みごたえがある。
その話をしたら彼女も読んでいたらしく、ならばと斎藤真理子さんの<韓国文学の中心にある物>を読むと背景がわかって
もっといいとのアドバイス。 すぐに従って、なるほどの連続。 より深く味わえた。
そして同じようにそれを本好きの友人にも伝えた。 こうして繋がる読書の輪😄
それぞれ感じ方が違うから面白い。
今読んでいるのは筒井康孝<残像に口紅を>。 ずっと気になっていたけど難解そうで迷っていた本。
そうしたら先日行った広島の本屋さんで一番目立つ場所に置いてあった。 なんかネットで広まって人気らしい👀
実験小説なのでかなり難しく、私の頭では何度も読み返す必要がある。
それでも言葉が一つ一つ消えていき、その物体の存在さえなくなっていく過程に痴呆になっていく老人の思考を思い浮かべてしまった。
他の人はどんな思いで読んでいるのかしら? 気になる。
常に三冊を同時進行で読んでいるが、今月の二冊めは<戦争は女の顔をしていない>。
戦争に参加した女性のインタビューをまとめた本で、なかなか出版されなかった経緯もある。
読んでいて辛くなるが、沢山の人に読んで欲しい本の一つ。
最後の一冊は娯楽物。 ミステリーね。
これは頭休め、時間潰しの一冊だから手あたり次第となる。
なかなかヒットには当たらず途中から最後の章に飛んでしまう事もしばしば。
(こんな時アマゾンのプライムが助かる😊)
それにしても周りに本好きがいるのは嬉しい事。
本の内容の解釈はかなりプライベートなのでこういう場ではあげないけど、友人と議論して自分の間違いを知ったり、
気づかない解釈を知るのは楽しい。