どんと祭はお焚き上げのお助け

 

懸案の本籍の転籍手続きに行った。（今回の死亡手続きで新宿区役所までの手続きが大変だったから）

ただ移すだけとお気楽に考えていたら、なんと出来ないことが発覚。　

転籍は戸籍筆頭者がするようで、自分の場合は戸籍筆頭者が死んでいるので分籍になるらしい。

となると万が一の場合でも、もともとの本籍地新宿区役所までさかのぼっての手続きが必要との事。

しかも分籍すればマイナンバー、免許証、それぞれの変更もしなければならない。　

なら労力ばかりで意味はない。　転籍はしないことに決定。

残務はアルバム整理のみなのだが、遅々として進まなかった…

理由はアルバム整理は家族の歴史を巡る旅のようなもの、だから一枚一枚見入ってしまう。

 　　

　　例えばこの写真は、幼稚園の時の弘前の物。

　　グレート白のストライプでフリル状の裾。（今でも明確に記憶）
　　当時このオーバーはこの辺りでは珍しく、周りから冷やかされた記憶がある。

　　お金持ちの娘ではなかったけど、そう見えたみたい。

　　今だったらイジメ？　 都会からの転校生だしね。
　　そんなことを思い出して手が止まる。
　　の、繰り返しが続いた。

それでもどんと祭に間に合わせようと頑張り、ようやく完了。（半分の量にしかできなかった⤵）

どんと祭を目指したのは処分決定の写真も無下に捨てれない自分なので、このどんと祭のお焚き上げに託そうと思ったから。

友人は塩をまいてゴミ箱、と言っていた。　たかが写真でも簡単に処分できない昭和の女達😅　

もっとも自分の写真は速ゴミ箱行きに未練はないのだけどねぇ。