高齢者施設のニュースで、レクレーションの時間に歌っていた童謡や民謡をそのうちにフォークソングにするというのが流れていた。
団塊の世代が増えてくる時代に合わせてとか。 ふ~ん。
確かに。 だけどビートルズ世代だった自分には無理。 前提にみんなで歌う、もあるからかな。
みんなで歌う、の状況が嫌な自分には耐えがたいし、フォークソングはなんか貧乏くさいから好きじゃない。
物心ついた時の好きな音楽がラテンのベッサメムーチョ(小1で親にねだって買ってもらったオルゴールの曲)だったし、
ロックやジャズにもはまっていた。 テクノやアンビエント系も好き。
同世代には同じ嗜好の人たちもいたはずなのに、年を取るとその気持ちは忘れてしまうのかしら? 音楽が話題にもならない。
書類上の年齢や体力は仕方ないけれど、精神年齢だけは自分の希望年齢にしたいわ。
向上心や好奇心は持ち続けていたいし、ファッションだっておばさん化はしたくない。
とはいえ、これがなかなか難しい。 ややもすると楽したい自分がいるしね。
先日は大学のセミナーに参加。 テーマは<オランダ美術に表れた女性たち>
難を言えばジジババの仲間なんだと自覚した事。
幾ら希望年齢で生きたくとも世間はね…
そんな思いをしている時、親しい友人のお父様逝去の知らせが届く。
トルコに住む牧師さんだったので葬儀他も現地の教会。 それで我々日本の参加者には葬儀のライブ中継となった。
スマホでは小さいのでテレビにキャストして仲間たちとはラインで会話しながら参加。
(だから隣でひそひそ話をする感じで結構楽しい)
牧師さんはトルコ語なので話はわからないものの、大勢の人に囲まれて幸せな人生が伝わってくる素敵な葬儀だった。
友人たちも高齢者だけど、ネット環境を使いこなしているから出来た葬儀。
世の中こんなに変化している😈