学生に教えている友人から、授業で使いたいので動画インタビューを依頼されました。 まぁ、お役に立てるならと引き受け撮影にのぞみました。 内容は仕事でのポイント関連。
中にセンスアップはどうしたら?の質問。
まぁ、月並みにいい物を見て食べて感じること、その為にはお金を惜しまない、等を伝えましたが…
その他にもあります。
映画やドラマ画像を観る時はその背景空間に目を向ける。(制作時に場所や人物設定の為に最適な環境を用意しているはずだし、場所によって当然のインテリアの違いもわかるから)
読書もそこに描かれている空間の説明を理解し、そのイメージを頭に作る。(なぜなら人物設定を考える作者はそこにも力を入れているはずだから) 後は出会ったファッションやインテリア、素敵だったら分析します。 何故素敵なんだろうと理由を考える癖が… 安上がりのレッスンです。 自分的には当たり前にしていることばかりだけどかなりマニアック化も 😎
でも素敵なセンスってなんだろう? 状況に応じて素敵なセンスは変わるのではないかしら?
とても素敵なファッションでも場所によっては場違いもある。 インテリアだっていくらセンスの良い空間でも、住まう人が疲れるようだったらいいと言えるのかしら?
センスにも適材適所。 それを見分ける力も必要ね。 これは若いうちには難しそう… 経験がすべてとは言わないけれど、経験の積み重ねで見えてくるものもありだから。
自分の心がけは、チープに見せない、適材適所、要望は整理して取り入れる、環境に合わせる、等々。
最後に以上すべてを言葉で説明出来る事。 感覚だけでは独りよがりになるからです。
直近の例では
院長室のカーテン。交換後。 レースはシャープシェードでフラットにして、面で見せる方法にしたからスッキリ。 ドレープはプリーツ加工もしているのでふくらみがない。 無難なベージュを避け、先生の好きな緑系とアクセントにこげ茶を使い部屋の重心を低く。 色のバランスはソファの背より高くデスクの高さに合わせる。 すべて説明できる選択です。
施工後はもちろん満足のお言葉を。💪
でもなぁ、素敵、素敵にとは言っても、世の中には雑然、ごちゃごちゃが好きっていう人もいるし、まずその状態にあるという自覚もない人も多いのですよね~。