久しぶりにモデルルームに行ったので、ついでに感じた事。
以前のそれは公団住宅に毛が生えたような住戸でした。
天井も低く梁が無作為に出ていたし、窓も小さい。
部屋も柱が邪魔で狭い状態。
正直設計が悪かったと思っています。
インテリアでは自分はしなかったけど、モデルルームとして寝室にベッドを設置する時には、
敢えてサイズを小さく調整したベッドを入れていた会社もありました。(虚偽申告?)
LDにはコンパクトな家具を入れ、少しでも広く見せる工夫。
4人家族が広々とした空間に住める、という幻想を与えたかったのでしょう。
今は違います。
梁や柱は極力見せない設計になっているし、天井も高く窓も大きい。
オプション等の造作で一体感のあるインテリア。部屋もすっきりします。
この造作家具、初めて私がやった時には設計の先生から大クレーム。
設計に対する冒とく、とまで言われました。😖(ある意味パワハラ)
造作が当たり前になっている今と比べると雲泥の違いです。
ただ、今のモデルには違和感はあります。
なんか役員室、セレブのインテリア、パーティが似合う部屋。
そんな匂いが…
以前は家族が住むという明確な目的がありました。
どちらかといえばカジュアル、ナチュラルな親しみやすいインテリア。
今は家族の匂いのしない空間、投資のためのセカンドハウス風…
整理整頓、素敵な空間、なんて言っているけど、所詮住む方が居心地良ければ
いいような気もしてくる自分。
それでも、動物の巣よりは知性がある空間ではあって欲しいけど。
何事も行き過ぎは良くないですね。
今回は新築マンション購入の客の依頼で行きましたが
業者からの提案プランが最悪だったので、プランし直しが目的。
モデルはオプションだらけで本来の形がわからず、これはないよなぁ…
それにしても、マンションの販売方法はずっと同じ。進歩ない業界だわ。
改めて感じました。
ところで、フランスの映画を観ていたらトイレットペーパーが日本とは真逆にセッティング
されてました。 😵
上の蓋でカットするのだから当然前に垂れる紙、と思っていたので、びっくり
つけ間違い?そんなはずないですよね。という事はフランスでは逆が当たり前?
となると気になってしまう自分、調べました。
なんと話題にしているサイトがありました。
アメリカではオーバー派、アンダー派と議論もあったよう。
結局は衛生面から言っても日本の方法がいいみたいですので、ご安心を。
ちなみに他人が折り返すあの仕組みは何とかならないのかなぁ。
(他人が触ったことがありありで、なんか好きじゃないのですが…)
こういう細部に目がいってしまうから、映画も本気で楽しめないのですよね~
モデルから、脱線話で終わり。 😎